日別: 2017年5月1日

農業の現状


日本の農業にはたくさんの課題があります。最も深刻なのが農業の担い手不足です。現在農業を行っている場所の中には、過疎化が進んでいる地域もたくさんあります。農業は人手が必要なので、一家総出で作業をするというのが一般的でしたが、少子化や都市部への若者の流出などにより農家の高齢化が進んでいます。

跡継ぎがいなかったり働き手が不足している農家の数は年々増加しています。しかし農家以外の若者が新たに参入するには、土地や経験などたくさんの障害があります。

もう一つの大きな問題が天候や自然災害による収穫量のばらつきです。毎年野菜の相場は大きく変わり、不作であれば高くて売れず、豊作であれば安くなりすぎて利益が出ないという問題が出てきます。量だけでなく大きさや形などでも値段が変わってしまうため、今年は小さい物ばかりで予測していた収益が得られなかったということもあります。イノシシやシカなどの野生動物による被害も毎年出ていて、農家にとっては死活問題です。

そもそも農家というのは、天候に恵まれ土地や人手が十分にある状態であっても、そこまで儲かる職業ではありません。そのためプラスの貯金が難しく、マイナスばかり積み重なってしまうという農家も少なくないのです。海外から輸入された安い農作物に押され、どんどん状況は悪くなるばかりです。